頭痛に整体は効果ある?整体に向く頭痛と通う回数|新発田の整体師が解説

朝起きた瞬間から頭が重い。市販の頭痛薬が手放せない。病院では「異常なし」と言われた。ネットで調べると「整体がいい」と出てくるけれど、本当に効くのだろうか。

先にお答えしますね。整体は、筋肉の緊張や姿勢のかたよりが関わっているタイプの頭痛に対しては、変化が期待できる手段のひとつです。ただし、すべての頭痛に当てはまるわけではありませんし、「治ります」と言い切れるものでもありません。

新潟県新発田市の整体サロンREAL VOICEで施術をしている、佐々木です。私自身、19歳から13年間ほど重度の片頭痛に悩まされてきました。ひどいときは1日に5回も発作が起きて、薬を数えながら生活していた時期があります。だからこそ、この記事では「整体はすごいですよ」ではなく、整体で変化が出やすい頭痛と、そうではない頭痛、通う回数の目安、整体院の選び方まで、できるだけ正直にお話ししていきます。

頭痛に整体は効果があるの?

筋肉の緊張や姿勢のかたよりが背景にある頭痛であれば、整体で変化を感じられる方は少なくありません。首・肩・背中の筋肉がこわばると血流が滞り、頭を締めつけるような重い痛みにつながります。そのこわばりをゆるめ、身体のバランスを整えるのが整体の役割です。

ただ、大切なのはここからです。整体は医療行為ではなく、病気を診断したり治療したりするものではありません。「整体に行けば頭痛がなくなります」という言い方は、私はしないようにしています。実際には、頭痛の背景は人によってまるで違いますし、変化の出方にも個人差があります。

正確に言うなら、整体でできるのは「頭痛が起きにくい身体の状態に近づけていくこと」です。痛みそのものを消す作業ではなく、痛みが繰り返される土台のほうに働きかけていく。だから、効果が期待できるかどうかは「あなたの頭痛に、身体の状態がどれくらい関わっているか」で決まります。次の章で、その見分け方をお伝えしますね。

どんな頭痛なら、整体で変化が出やすいの?

整体で変化が出やすいのは、いわゆる一次性頭痛のうち、筋肉の緊張が関わっているタイプです。目安として、次のような特徴に当てはまるものが多くなります。

  • 頭を横や後ろから締めつけられるような、重くて鈍い痛みがある
  • 肩こり・首こりと頭痛が、いつもセットでやってくる
  • 夕方になると痛みが強くなる、あるいはデスクワークの日に出やすい
  • 入浴で温まったり、身体を動かしたりすると少し楽になることがある
  • 病院の検査では異常が見つからなかった
  • 食いしばり、顎関節症がある

いわゆる緊張型の頭痛が、この代表です。頭を支えている首や肩の筋肉、そして顎まわりの筋肉がこわばり続けることで起きているので、そのこわばりに直接アプローチできる整体とは相性がいいと考えています。

一方、ズキズキと脈打つように痛む、光や音がつらくなる、動くと悪化するといった片頭痛の傾向が強い場合は、少し話が変わります。片頭痛そのものは血管や神経の反応が関わるため、整体だけで対応しようとするのは適切ではありません。ただ、片頭痛の方でも首肩のこわばりを抱えていることは多く、その部分が発作の引き金になっているケースもあります。私自身がまさにそうでした。医療機関でのご相談と並行しながら、身体の側から負担を減らしていく。そういう位置づけで整体を使っていただくのが現実的だと思っています。

整体より先に、医療機関へ相談したほうがいい頭痛は?

以下に当てはまる場合は、整体ではなく、まず医療機関へご相談ください。これは整体院として最初にお伝えしなければいけないことだと考えています。

  • 今までに経験したことがない、突然の激しい頭痛
  • 頭痛とあわせて、手足のしびれ・ろれつが回らない・ものが二重に見えるなどの症状がある
  • 発熱や吐き気、意識がはっきりしない感じをともなう
  • 頭を打ったあとから始まった頭痛
  • 日ごとに痛みが強くなっている、頭痛の性質が最近はっきり変わった

こうした頭痛は二次性頭痛といって、身体の中で起きている別の原因が背景にある可能性があります。この場合、整体でどうこうする話ではありません。当サロンでも、お問い合わせの内容によっては施術をお受けせず、医療機関の受診をおすすめすることがあります。遠慮なくご相談ください。

病院で「異常なし」と言われた頭痛は、どこに相談すればいい?

検査で異常が見つからず、それでも頭痛が続いている。この状態が、整体が担える範囲にもっとも近い場所です。

「異常なし」というのは、緊急を要する病気は見つからなかった、という意味です。裏を返せば、痛みの背景に身体の使い方や筋肉の状態が関わっている可能性が残っている、ということでもあります。ただ、病院は身体のバランスや癖を時間をかけて見ていく場所ではないので、「様子を見ましょう」「薬で対応しましょう」というご案内になりやすいんですよね。

新発田の当サロンに来られる方の多くが、この段階で長く止まっていた方です。異常はない。でも痛い。誰にどう相談したらいいか分からない。そういう時間を何年も過ごしてこられた方が、市内や近隣からいろんな所に通った末にたどり着かれます。

役割の分け方としては、こう考えていただくと分かりやすいと思います。急な痛み・いつもと違う痛み・原因がはっきりしないものは医療機関へ。検査では問題がなく、慢性的に繰り返しているものは、身体の状態を見る整体という選択肢がある。どちらが上ということではなく、見ている場所が違うだけです。

整体では、頭痛に対して実際に何をするの?

大きく分けると、筋肉の緊張をゆるめること、身体のバランスを整えること、そして日常での負担のかけ方を一緒に見直すことの3つです。当サロンで行っているのは、次のような流れになります。

  • カウンセリングと検査: いつから、どんなときに、どんな痛み方をするのかを詳しくお聞きします。そのうえで、姿勢・首や肩の動き・顎の動きなどを確認します
  • 状態を数字でお伝えする: たとえば口がどのくらい開くかといった数値を測って、今のお身体の状態を目に見える形でご説明します。感覚的な説明だけで終わらせないためです
  • 顎関節と全身のオーダーメイド調整: 首肩まわりだけでなく、顎関節を含めた全身のバランスから、その方に合わせて調整していきます。骨をバキバキ鳴らすことはありません
  • ご自宅でできることのご提案: 施術の変化を持たせるために、姿勢や日常の癖について、その方に合ったものをお伝えします

理学療法士の先生からは「局所ではなく根本改善を目指す先生」と評していただいたことがあります。頭が痛いから頭をほぐす、肩がこるから肩を揉む、という発想ではなく、なぜそこに負担が集まっているのかを身体全体から見ていく。それが私のやり方です。

マッサージや整骨院、鍼灸とは何が違うの?

目的が違います。ざっくり整理すると、こうなります。

  • マッサージ・リラクゼーション: 気持ちよさとリラックスが主な目的。その場での心地よさは得られますが、痛みが繰り返される背景まで扱うものではありません
  • 整骨院・接骨院: 柔道整復師が、捻挫や打撲などの急性のケガに対応します。慢性的な頭痛は保険の対象外になるのが一般的です
  • 鍼灸: 東洋医学の考え方をもとに、ツボへの刺激で身体の反応を引き出します
  • 整体: 身体全体のバランス・関節の動き・筋肉の状態を整えることで、不調が起きにくい状態を目指します

そのうえで、整体の中でもさらに得意分野が分かれます。骨格の矯正を中心にする院、筋膜を扱う院、内臓へのアプローチを重視する院。同じ「整体」という看板でも、中身はかなり違うんですよね。だから「整体に行った」という経験があっても、それがあなたの頭痛に合ったアプローチだったかどうかは、また別の話になります。

何回くらい通えば、変化を感じられるの?

「〇回で変化します」とお約束できる回数はありません。これは正直にお伝えしておきたいところです。お身体の状態、頭痛の続いてきた年数、生活の中でかかっている負担によって、変化の出方はまったく違います。

一般的な考え方としては、比較的軽い緊張型の頭痛であれば、数回のうちに身体の軽さや痛みの頻度の変化を感じる方もいらっしゃいます。一方で、何年も続いてきた頭痛の場合は、身体がその状態に慣れてしまっているので、ある程度の期間をかけて整えていく必要がありますね。当然ながら、感じ方には個人差があります。

私が大切にしているのは、回数を先に決めないことです。初回にお身体の状態を数字も使ってご説明したうえで、次にいつごろ来ていただくとよさそうか、どのくらいの見通しで考えるかを、その都度お話しします。無理な回数券の販売はしていません。

そして、通う回数よりも見ていただきたいのが、変化の質のほうです。痛みの強さが少し下がった。頭痛が出る日の間隔が空いた。薬に手が伸びる回数が減った。夜、途中で目が覚めなくなった。こういう小さな変化が積み重なっているかどうかが、今のアプローチが合っているかどうかの目安になります。

「整体に通ったのに変わらなかった」のは、なぜ?

理由はいくつか考えられますが、私が現場で一番多いと感じているのは、頭痛の引き金になっている場所が施術の対象に入っていなかった、というケースです。

具体的には、顎関節です。首や肩をほぐしてもらって、その場は楽になる。でも数日でまた戻る。そういう方のお口の動きを確認すると、無意識の食いしばりで顎まわりの筋肉がかたくなっていることが少なくありません。顎の筋肉は、こめかみから頭の横に広がる筋肉とつながっています。ここが休めていない状態のままだと、首肩だけをゆるめても、また同じところに負担が戻ってきてしまうんですよね。

「腰痛・首肩こりに加えて顎にも不調がありました。整体・カイロ・鍼灸とやってきましたが、顎へのアプローチは初めてでした」というお声をいただいたことがあります。整体を受けてきた方でも、顎まで含めて見てもらった経験がある方は、まだ多くないですね。※お客様個人の感想であり、効果の現れ方には個人差があります。

もうひとつの理由は、施術の強さです。強く揉んでもらうと一時的にスッキリしますが、筋肉は強い刺激に対して防御反応で余計にかたくなることがあります。「もっと強くしてください」と言い続けた結果、こりがどんどん頑固になっていく。これは頭痛の方によくあるパターンです。当サロンでソフトなアプローチを選んでいるのは、そのためです。

そして3つ目。生活の中で負担がかかり続けていれば、施術で整えてもまた戻ります。うつむいた姿勢が長い、眠りが浅い、緊張が抜けない時期が続いている。こういった背景に触れずに施術だけを重ねても、追いかけっこになってしまいます。

私自身が13年間の頭痛と向き合って気づいたこと

ここは私の個人的な話になりますが、整体を検討されている方に一番お伝えしたいことでもあります。

19歳から約13年間、私は重度の片頭痛と一緒に生きてきました。ひどい時期は1日に5回も発作が起きて、予定を立てるのが怖くなるくらいでした。もともとは自分の骨折とリハビリがきっかけで「人の回復に関わる仕事がしたい」と思い、言語聴覚士の国家資格を取りました。人の身体を扱う勉強をしていたのに、自分の頭痛だけはどうにもならなかったんです。

転機になったのは、妻に支えてもらいながら自分の身体と向き合っていた時期でした。顎関節、つまり無意識の食いしばりが、自分の頭痛の根っこにあると気づいたんです。そこに手を入れていったところ、あれだけ長く続いた私の頭痛は消えていきました。

この経験があるので、私は「頭が痛いから頭を診る」という発想を取りません。今は言語聴覚士としての知識に加えて、上級顎関節リハビリセラピストとして、顎関節と全身をつなげて見る施術を行っています。施術歴は13年になりました。頭痛に悩んでいた期間と、施術者としての期間が、ちょうど同じ長さになったところです。

もうひとつ。私は神主の家系に生まれて、目に見えないものへの感謝や、心を整えることを大切にしながら育ちました。長く痛みを抱えていると、身体だけでなく気持ちのほうもすり減っていきます。だから施術の時間は、お身体を整える時間であると同時に、これまでがんばってこられたことを受け止める時間でもあると思っています。整体サロン REAL VOICEという名前には、その方の本当の声と、本来持っている力を引き出したいという意味を込めました。

施術は痛い?あとからだるさが出ることはある?

骨をバキバキ鳴らしたり、強く押し込んだりする施術は行っていません。「整体ですがバキバキせず、気持ちよくリラックスして受けられます」というお声をいただいています。※感じ方には個人差があります。

佐々木さんが背中・肩まわりをソフトに施術している様子

施術のあとに、だるさや眠気を感じる方はいらっしゃいます。緊張し続けていた筋肉がゆるみ、血流が変わることで起きる一時的な反応と考えられますが、これも個人差がある範囲ですね。多くの場合は1〜2日のうちに落ち着いていきますので、その日は無理をせず、水分をとってゆっくり休んでいただくようお伝えしています。

ただし、強い痛みが出た、いつまでも症状が続くという場合は、我慢せずご連絡ください。すべてを「好転反応だから大丈夫」で片づけるのは、施術者として誠実ではないと思っています。状況によっては、医療機関の受診をおすすめすることもあります。

頭痛でかかる整体院は、何を見て選べばいい?

新潟県内にも整体院はたくさんありますが、私自身が患者だった立場から言うと、次の4つを見ていただくといいと思います。

  • 頭痛の種類を聞き分けてくれるか: どんな痛み方か、いつ出るか、何をすると楽になるかを詳しく聞かずに施術に入る場合、頭痛を専門に見ている院ではない可能性があります
  • 今の状態を具体的に説明してくれるか: 「歪んでいますね」だけで終わらず、どこがどうなっているかを、できれば数値や実際の動きで示してくれるかどうか
  • 施術の強さや方針を先に説明してくれるか: 強い刺激が苦手な方にとって、これは大事なポイントです。事前に希望を伝えられる雰囲気かどうかも含めて
  • 医療機関との線引きを持っているか: 「うちで何でも対応できます」と言う院より、「これは病院に行ってください」と言える院のほうが、私は信頼できると思っています

内科医の先生から「難治性頭痛に独自のアプローチで向き合う先生」とご紹介いただいたことがありますが、医療者の方が安心して紹介できるかどうかは、この線引きを持っているかどうかと重なっている気がします。

施術の変化を長持ちさせるために、自分でできることは?

施術は、身体が整いやすい状態をつくる後押しです。それを保つのは日常のほうなので、来ていただいた方には次のようなことをお伝えしています。

  • 上下の歯を離す時間をつくる: 本来、口を閉じているときも上下の歯は触れていないのが自然な状態です。パソコンの横に付箋を貼っておくなど、気づける仕掛けをつくると意識しやすくなります
  • うつむく時間を短く区切る: スマホやデスクワークが続くときは、30分〜1時間ごとに顔を上げて、首を大きく動かす時間をとってみてください
  • 温めるか冷やすかを使い分ける: 締めつけられるような重い痛みのときは温める、ズキズキと脈打つ痛みのときは温めすぎない、が目安です
  • 眠る前に緊張をゆるめる: 深くゆっくりした呼吸を数分するだけでも違います。眠りが浅い時期は、食いしばりも出やすくなります

なお、食いしばりのメカニズムやセルフチェックの方法については、当サロンの別の記事で詳しくお話ししています。マウスピースを作ったのに朝スッキリしないという方は、そちらもあわせてご覧ください。

実際に通われている方は、どんな変化を感じている?

お寄せいただいたお声の一部をご紹介します。※いずれもお客様個人の感想であり、効果の現れ方には個人差があります。

  • 「週に1回は頭痛薬を飲んでいましたが、通うようになってからほとんど飲まずに過ごせています。肩の痛みも気にならなくなりました」
  • 「夜中に目が覚めず、朝まで眠れるように」
  • 「現状を数字で教えてくれるので分かりやすく、終わったあとは身体が軽く感じます」
  • 「神主さんでもある先生で、施術を受けると心まで浄化されるよう。話もしっかり聞いてくれて、気づけばリピーターになっていました」

共通しているのは、劇的に何かが変わったというより、日常の中の小さな困りごとが一つずつ減っていったという語られ方です。頭痛と長くつき合ってきた方ほど、変化はそういう形で現れてくるのだと思います。

新潟県新発田市のどこにあるの?アクセスと営業時間

  • 整体サロン REAL VOICE(リアルボイス)
  • 住所: 新潟県新発田市諏訪町1丁目2-7(諏訪神社・イクネスしばた すぐ/八角形の建物が目印)
  • 電話: 070-8377-7068
  • 電車でお越しの場合: JR新発田駅から徒歩1分
  • お車でお越しの場合: 建物の隣に駐車場が2台あります
  • 営業時間: 平日10:00〜21:00/土日祝10:00〜19:00(不定休・完全予約制)

完全予約制ですので、ご予約のうえお越しください。新発田駅のすぐ近くで、平日は21時まで営業しています(最終のご予約時間は施術内容によって変わります)。日中に時間がとれないという方も、一度ご相談いただければと思います。

よくある質問

Q. 頭痛の整体に健康保険は使えますか?

A. 整体は健康保険の対象外で、自費でのご案内になります。整骨院で保険が使えるのは捻挫や打撲などの急性のケガに対する施術に限られており、慢性的な頭痛は対象になりません。

Q. 病院に通いながら整体を受けても大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。お薬を自己判断でやめる必要もありません。通院や服薬の状況は、初回のカウンセリングでお聞かせください。内容によっては、医療機関でのご相談を優先していただくようおすすめする場合もあります。

Q. 頭痛が出ていない日に行っても意味はありますか?

A. あります。痛みが出ていないときのお身体の状態を確認できるほうが、何が引き金になっているかを見つけやすい場合があります。痛みが強い日に無理をして来ていただく必要はありません。

Q. 骨をバキバキ鳴らす施術が苦手なのですが、受けられますか?

A. 受けられます。骨を鳴らしたり強く押したりする施術は行っておらず、ソフトなアプローチで進めています。

Q. 整体を受けた日に、頭痛が強くなることはありますか?

A. 施術後に一時的なだるさや眠気を感じる方はいらっしゃいます。多くは1〜2日で落ち着きますが、強い痛みが出た場合や症状が続く場合は我慢せずご連絡ください。※感じ方には個人差があります。