朝起きたら、顎が重だるい。家族から「昨日、歯ぎしりすごかったよ」と言われて初めて気づいた。自分では全く自覚がないだけに、どうしたらいいのか分からず不安になる。
歯ぎしりの主な原因は、ストレス・噛み合わせ・生活習慣の3つが重なって起きることがほとんどです。そして対策の柱は、マウスピースと生活習慣の見直しですが、それだけでは変化を感じにくい方もいます。
新潟県新発田市の整体サロン REAL VOICEの佐々木です。この記事では、歯ぎしりが起きる理由、自分でできる対策、そしてマウスピース以外に整体としてできることまで、現場でお伝えしていることをそのまま書いていきます。
なぜ歯ぎしりが起きるのですか?

主な原因は、大きく3つに分けられます。
- ストレス: 日中の緊張や気を張っている状態が、眠っている間の無意識な歯ぎしりとして現れることがあります
- 噛み合わせ・骨格: 歯並びや顎の骨格のバランスが、上下の歯のこすれ方に影響します
- 生活習慣: 就寝前の飲酒・カフェイン摂取、睡眠の質の低さも関係すると言われています
ほとんどの場合、どれか一つではなく、いくつかが重なって起きています。ストレスだけを取り除けば治まる、というほど単純ではないケースが多いですね。
歯ぎしりと食いしばり、何が違うのですか?
一番の違いは、音が出るかどうかです。
歯ぎしり(グラインディング)は、上下の歯をこすり合わせる動きで、ギリギリという音が出ます。ご家族に指摘されて気づく方が多いですね。一方、食いしばり(クレンチング)は、強く噛みしめるタイプで音が出ないため、本人も周りも気づきにくいという特徴があります。
音が出るかどうかは違いますが、どちらも咬筋・側頭筋という顎まわりの筋肉に負担がかかっている点は共通しています。私のところにも、歯ぎしりと食いしばりの両方がある、という方は少なくありません。
歯ぎしりを放置すると、どうなりますか?

脅かすためではなく、早めに気づくほど選択肢が多いという話としてお伝えします。
- 歯への影響: すり減り・欠け・知覚過敏。歯科での定期チェックが大切です
- 歯茎への影響: 過度な負担で歯茎が下がってくることがあります
- 顎への影響: 顎関節に負担が蓄積し、口の開けにくさや音につながることがあります
- 全身への影響: 咬筋・側頭筋の緊張が、頭痛や肩こりとして現れることもあります
歯科での対応(マウスピース・噛み合わせ調整)と、全身のバランスを整えるケア、両方の視点があると選択肢が広がります。
自分でできる対策はありますか?
あります。ポイントは「眠る前の緊張をゆるめること」です。
- 睡眠環境の見直し: 高すぎる枕はうつむき姿勢に近い首の角度を作るため、枕の高さを見直してみてください
- 就寝前の刺激を減らす: 就寝前のカフェイン・アルコール・スマホの時間を少し減らすと、眠りの質が変わることがあります
- 呼吸を整える: 寝る前にゆっくり息を吐く時間を作ると、身体の緊張がゆるみやすくなります
- 咬筋・側頭筋のセルフマッサージ: 頬やこめかみを指の腹でやさしくほぐすケアも、日中の緊張を減らす助けになります
これらのセルフケアで軽くなる方もいれば、「やっているけれど、あまり変わらない」という方もいます。※効果の感じ方には個人差があります。
マウスピース以外に、できることはありますか?
ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。
マウスピース(ナイトガード)は、歯を守るための大切な選択肢です。ただ、マウスピースの役割は「歯ぎしりの力から歯を守ること」であって、「歯ぎしりが起きる身体の状態」そのものを変えるものではありません。
歯ぎしりの背景には、顎関節の動きにくさ、首や肩・姿勢の崩れ、日中の緊張の蓄積など、装置の外側にある要因が絡んでいることがあります。土台がそのままだと、マウスピースで歯は守れていても、顎まわりの緊張自体は続いてしまう、ということが起こり得ます。
私のところには、他院で顎まわりのケアを受けてこられた方も多くいらっしゃいます。ある方は、歯科で食いしばり緩和のための施術を受けた後、首や肩・こめかみの痛みが出て来院されました。
カウンセリングで確認したところ、顎関節や食いしばりだけでなく、ご本人も気づいていなかった「呼吸の浅さ」「背中の硬さ」「飲み込みにくさ」まで関わっていることが分かり、イラストを使って丁寧に説明しながら、その日の状態に合わせた施術と自宅でのセルフケアをお伝えしました。「軽快なトークでリラックスして受けられた」というお言葉と一緒に、「もっと早くこちらに出会いたかったです」というお声をいただいています(※お客様個人の感想であり、効果の現れ方には個人差があります)。
整体では、歯ぎしりに何をするのですか?
私は、顎関節を入口にして、全身のバランスを一緒に整えていきます。

言語聴覚士という国家資格を持ち、顎関節や口の中の構造を専門的に学んできました。そのうえで上級顎関節リハビリセラピストの資格も取り、施術歴は13年になります。骨をバキバキ鳴らすような施術は行いません。「バキバキせず、気持ちよくリラックスして受けられます」というお声をいただくソフトなアプローチです(※感じ方には個人差があります)。
もうひとつ大事にしているのが、状態を数字でお伝えすることです。口がどのくらい開くか、左右のバランスはどうか。感覚だけでは分かりにくいところを、数値にして一緒に確認していきます。
実は私自身、19歳から約13年間、重度の片頭痛に苦しんできました。多いときは1日に5回も発作が起きるほどで、いろいろな場所に通っても変わらない日々の中、たどり着いたのが「無意識の食いしばりと顎関節」という視点でした。この気づきが自分の頭痛が消えるきっかけになった経験が、いまの施術の原点になっています。
歯科と整体、どちらに相談すればいいですか?
両方に、それぞれの役割があります。
歯ぎしりそのものの診断・マウスピースの作製・噛み合わせの調整は、歯科の領域です。歯の状態が気になる方は、まず歯科でチェックしてもらうといいでしょう。そのうえで、顎関節や全身のバランスという視点から負担を減らしていきたい場合は、整体としてお力になれる部分があります。歯科での治療と並行していただいてかまいません。
整体サロン REAL VOICEの場所と営業時間
- 頭痛・肩こり専門整体サロン REAL VOICE(リアルボイス)
- 住所: 新潟県新発田市諏訪町1丁目2-7(JR新発田駅から徒歩1分/諏訪神社・イクネスしばた すぐ/八角形の建物が目印)
- 駐車場: 隣に2台
- 営業時間: 平日10:00〜21:00/土日祝10:00〜19:00(不定休・完全予約制)
よくある質問
Q. 歯ぎしり用のマウスピースと整体は併用できますか?
A. できます。マウスピースは歯を守る役割、整体は歯ぎしりの背景にある顎関節や全身の状態に働きかける役割で、目的が異なります。歯科での治療を中断する必要はありません。
Q. 施術は痛くないですか?
A. 骨を鳴らしたり強く押したりする施術は行っていません。リラックスして受けられたというお声を多くいただくソフトなアプローチです。※感じ方には個人差があります。
Q. どのくらいのペースで通えばいいですか?
A. お身体の状態によって異なるため、初回にお身体の状態を数字も使ってご説明した上で、一人ひとりに合わせてご提案しています。
Q. 子どもの歯ぎしりも相談できますか?
A. 施術は成人の方を対象としています。お子様の歯ぎしりについては、まず小児歯科にご相談いただくことをおすすめします。
Q. 歯ぎしりは自然に治りますか?
A. ストレスの軽減や生活習慣の改善で軽くなる方もいれば、顎関節や全身のバランスなど別の要因が関わっている方もいます。気になる場合は、歯科もしくは私のような専門家に一度ご相談いただくことをおすすめします。
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