緊張型頭痛と片頭痛の見分け方|新潟県新発田市の整体師の視点

頭痛でこめかみを押さえている女性

緊張型頭痛は頭全体を締めつけられるような重だるい痛み、片頭痛はズキズキと脈打つような強い痛みという違いがあります。ただ、実際にはこの2つが混ざって出ている方も多く、どちらか一方に当てはめきれないケースも珍しくありません。

新潟県新発田市の整体サロン REAL VOICEで施術をしている、佐々木です。私自身、19歳から約13年間、重度の片頭痛と一緒に生きてきました。この記事では、緊張型頭痛と片頭痛の見分け方から、それぞれどこに相談すればいいか、混ざっている場合はどう考えればいいかまで、現場でお伝えしている内容をそのまま書いていきます。

緊張型頭痛と片頭痛、痛み方はどう違いますか?

頭痛でベッドにうつむく女性

一番の違いは、痛みの性質です。

緊張型頭痛は、頭全体を締めつけられるような、重くて鈍い痛みが特徴です。ハチマキで頭を強く締められているような感覚、と表現される方もいらっしゃいますね。一方の片頭痛は、こめかみのあたりがズキズキと脈打つように痛むことが多く、痛みの強さも緊張型頭痛より強くなる傾向があります。

体を動かしたときの変化にも違いがあります。緊張型頭痛は、体を動かしたりお風呂で温まったりすると少し楽になることがある一方、片頭痛は体を動かすとかえって痛みが強くなることが多いです。

痛み方以外に、見分けるポイントはありますか?

あります。随伴症状と、きっかけの2つを見ていただくと分かりやすくなります。

  • 随伴症状: 片頭痛は、光や音がつらく感じられたり、吐き気をともなったりすることがあります。緊張型頭痛には、こうした症状はあまり見られません
  • きっかけ: 緊張型頭痛は、長時間のデスクワークや猫背の姿勢、精神的な緊張が続いたときに起こりやすい傾向があります。片頭痛は、寝不足や逆に寝すぎ、特定の飲食物、天候の変化、女性の場合は月経周期などが引き金になることがあります
  • 肩こり・首こりの有無: 緊張型頭痛は肩こりや首こりをともなうことが多く、片頭痛は肩こりとは別に単独で起こることも少なくありません

これらはあくまで目安です。次の章でお伝えする通り、両方が混ざって出ている方も多いので、当てはまらないからといって不安に思う必要はありません。

緊張型頭痛と片頭痛が混ざっていることはありますか?

あります。私の施術の現場では、むしろこちらのほうが多いという印象を持っています。

首や肩の慢性的なこわばりが土台にありながら、そこに疲労やストレスが重なったときだけ片頭痛のような発作が出る、という方は少なくありません。緊張型頭痛が続くうちに、脳が痛みに敏感になり、片頭痛の発作も起きやすくなるという関係も指摘されています。どちらか一方だけに当てはまる方のほうが、むしろ少ないくらいかもしれません。

私自身がまさにそうでした。もともと肩や首のこわばりを抱えていて、そこに無意識の食いしばりが重なったとき、1日に5回も発作が起きるほどの片頭痛につながっていたんです。

それぞれ、どこに相談すればいいですか?

まず知っておいていただきたいのは、片頭痛は医療機関で相談していただきたい頭痛だということです。

片頭痛は血管や神経の反応が関わっているため、整体だけで対応しようとするのは適切ではありません。内科や脳神経内科、頭痛専門外来での診断・治療をおすすめします。一方、緊張型頭痛は、首や肩、顎まわりの筋肉のこわばりが背景にあることが多いため、身体の状態を見ていく整体とは相性がいいと考えています。

ただ、片頭痛の診断を受けている方でも、首肩のこわばりを抱えていることは多く、その部分が発作の引き金になっているケースがあります。医療機関でのご相談と並行しながら、身体の側から負担を減らしていく。そういう位置づけで整体を使っていただくのが現実的だと思っています。

自分の頭痛のタイプが分からないときは、どうすればいいですか?

佐々木さんが額まわりを施術している様子

無理に自己判断しなくて大丈夫です。

痛みの性質・随伴症状・きっかけを見ても判断が難しい場合や、これまでに経験したことがない激しい頭痛、手足のしびれをともなう頭痛がある場合は、まず医療機関を受診してください。そのうえで、検査を受けても「異常なし」と言われる、緊張型頭痛の傾向が強いと分かった、という段階になってから、整体という選択肢を検討していただくのがいいと思います。

初回のカウンセリングでは、いつから、どんなときに、どんな痛み方をするかを詳しくお聞きします。そのうえで姿勢や首・肩・顎の動きを確認し、状態を数字でお伝えしながら、緊張型頭痛の要素がどれくらい関わっていそうかを一緒に見ていきます。

私自身が13年間の頭痛と向き合って気づいたこと

ここは私の個人的な話になりますが、頭痛のタイプで悩んでいる方に一番お伝えしたいことでもあります。

19歳から約13年間、私は重度の片頭痛と一緒に生きてきました。ひどい時期は1日に5回も発作が起きて、予定を立てるのが怖くなるくらいでしたね。もともとは自分の骨折とリハビリがきっかけで人の回復に関わる仕事がしたいと思い、言語聴覚士の国家資格を取りました。人の身体を扱う勉強をしていたのに、自分の頭痛だけはどうにもならなかったんです。

転機になったのは、妻に支えてもらいながら自分の身体と向き合っていた時期でした。顎関節、つまり無意識の食いしばりが、緊張型頭痛の要素として自分の発作の引き金になっていると気づいたんです。そこに手を入れていったところ、あれだけ長く続いた発作の頻度は少しずつ減っていきました。片頭痛そのものの体質が完全になくなったわけではありませんが、発作を招いていた土台の部分が変わったという感覚があります。

この経験があるので、私は「頭が痛いから頭を診る」という発想を取りません。今は言語聴覚士としての知識に加え、上級顎関節リハビリセラピストとして、顎関節と全身をつなげて見る施術を行っています。

整体サロン REAL VOICEの場所と営業時間

  • 頭痛・肩こり専門整体サロン REAL VOICE(リアルボイス)
  • 住所: 新潟県新発田市諏訪町1丁目2-7(JR新発田駅から徒歩1分/諏訪神社・イクネスしばた すぐ/八角形の建物が目印)
  • 電話: 070-8377-7068
  • 駐車場: 隣に2台
  • 営業時間: 平日10:00〜21:00/土日祝10:00〜19:00(不定休・完全予約制)

よくある質問

Q. 片頭痛でも整体を受けていいですか?

A. 片頭痛そのものは医療機関でのご相談を優先していただきたい頭痛です。ただ、首肩のこわばりが発作の引き金になっている場合は、医療機関での治療と並行して整体をお使いいただくことは可能です。通院や服薬の状況は、初回のカウンセリングでお聞かせください。

Q. 緊張型頭痛か片頭痛か、自分で判断してもいいですか?

A. 目安として判断していただいて構いませんが、確信が持てない場合や、これまでにない激しい頭痛・しびれをともなう頭痛がある場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。

Q. 緊張型頭痛と診断されたら、必ず整体に来る必要がありますか?

A. いいえ、必須ではありません。ストレッチや生活習慣の見直しで変化を感じる方もいます。それでも変化を感じにくい場合の選択肢のひとつとして、整体を考えていただければと思います。

Q. 片頭痛の頭痛薬を飲みながら通ってもいいですか?

A. 大丈夫です。お薬を自己判断でやめる必要はありません。服薬の状況は初回にお聞かせください。

Q. 子どもの頭痛も相談できますか?

A. 施術は成人の方を対象としています。お子様の頭痛については、まず小児科にご相談いただくことをおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です