巻き肩はストレッチだけでは戻らない?新発田市の整体師の見解

首から肩にかけて手を当てている女性

「肩を後ろに引くストレッチをしても、しばらくするとまた元に戻ってしまう」。そんな声を、施術の合間によくお聞きします。

新潟県新発田市の整体サロン REAL VOICEで施術をしている、佐々木です。この記事では、巻き肩がなぜストレッチだけでは戻らないのか、そして整体ではどう向き合っているのか、現場でお伝えしている内容をそのまま書いていきます。

巻き肩とは、そもそもどんな状態を指しますか?

首から肩にかけて手を当てている女性

肩が体の内側に入り込み、胸が縮こまって見える姿勢のことです。

猫背は背中全体が丸まった状態を指しますが、巻き肩は肩関節そのものが内側にねじれて入り込んでいる状態を指します。似ているようで、体の中で起きていることは少し違います。猫背と巻き肩は同時に起きていることが多いので、鏡で自分の姿勢を見て「あれ、肩が内側に入っているな」と感じたら、まずそこに気づくところから始めてみてください。

巻き肩になると、体にどんな影響が出ますか?

肩こりが悪化するだけでなく、呼吸が浅くなったり、頭痛につながったりします

肩が内側に入ると胸の筋肉が縮み、肋骨の動きが制限されます。呼吸のたびに胸郭が十分に広がらなくなるので無意識のうちに呼吸が浅くなり、自律神経の緊張も抜けにくくなって、首や肩まわりのこりが慢性化しやすくなります。さらに、肩が前に入ることで頭の位置も自然と前に出やすくなり、首や顎まわりへの負担が増えて頭痛につながるケースも見てきました。

肩だけの問題に見えて、実は呼吸や姿勢全体につながっているというのが、巻き肩の厄介なところです。

自分が巻き肩かどうか、どうやって確認できますか?

鏡の前で腕を自然に下ろし、手のひらがどちらを向いているかを見てください。

手のひらが体の正面ではなく、太もものやや後ろ側や外側を向いていたら、巻き肩のサインです。もう一つの確認方法として、仰向けに寝転んで肩の力を抜いたときに、両肩が床にぴったりつくかどうかを見てください。肩と床の間にすき間ができる場合は、肩が内側に入り込んだ状態が習慣化していると考えられます。

デスクワークやスマートフォンの操作時間が長い方ほど、この状態に心当たりがあるのではないでしょうか。

ストレッチをしても巻き肩がすぐ戻ってしまうのはなぜですか?

肩まわりの筋肉だけを伸ばしても、姿勢を作っている全身のバランスが変わっていないからです。

巻き肩は、胸の筋肉が縮んで背中側の筋肉がうまく働かなくなっている状態ですが、その配置そのものは、骨盤の傾き、呼吸の浅さ、頭の位置といった全身のバランスが積み重なった結果として作られています。肩甲骨を寄せるストレッチは、その場で筋肉をゆるめる効果はありますが、なぜその筋肉が縮こまる姿勢を体が選び続けているのか、という根本の理由には触れられていません。

体は、ストレッチをやめた瞬間から、いつもの全身バランスに合わせて元の姿勢に戻ろうとします。肩だけを毎回伸ばしても、数時間後にはまた同じ位置に引き戻されてしまう。これが、巻き肩のストレッチが「やってもやってもすぐ戻る」と感じられる理由だと考えています。

整体では、巻き肩に対して何をするのですか?

佐々木さんがタブレットを使ってカウンセリングしている様子

肩だけでなく、呼吸のしやすさや顎の位置、骨盤の傾きまで含めて、全身のつながりの中で今の姿勢がどう作られているかを確認します

私は言語聴覚士として顎関節の仕組みを学んできた経験から、姿勢を「肩」「呼吸」「顎」を切り離さずに一つのつながりとして見ています。巻き肩で胸が縮こまっていると、呼吸が浅くなり、頭の位置が前に出て、それを支えようと顎や首にも力が入りやすくなる。逆に、顎の位置や呼吸のしやすさを整えることで、肩が自然と本来の位置に戻りやすくなることもあります。頭の位置や肩の高さの左右差を数字で確認しながら、どこに負担が積み重なっているのかを一緒に見ていくところから始めます。

佐々木さんが肩まわりを施術している様子

強く押し込んだり、ボキボキ鳴らしたりする施術ではなく、全身のつながりからやさしく整えていく方法です。実際に「たった一回の施術で、終わった後、下半身や肩周りの軽さが格段に違っていて感動しました」というお声をいただいたこともあります(※施術効果には個人差があります)。ストレッチだけでは変わらなかった重さが、全身のバランスを整えることで軽くなる方向に動くのを感じていただけたらと思っています。

寝る前にストレッチをして肩や首をほぐしている女性

整体サロン REAL VOICEの場所と営業時間

  • 頭痛・肩こり専門整体サロン REAL VOICE(リアルボイス)
  • 住所: 新潟県新発田市諏訪町1丁目2-7(JR新発田駅から徒歩1分/諏訪神社・イクネスしばた すぐ/八角形の建物が目印)
  • 電話: 070-8377-7068
  • 駐車場: 隣に2台
  • 営業時間: 平日10:00〜21:00/土日祝10:00〜19:00(不定休・完全予約制)

よくある質問

Q. 巻き肩は自分でストレッチをすれば治りますか?

A. ストレッチは筋肉を一時的にゆるめる効果はありますが、姿勢を作っている全身のバランスが変わらない限り、時間が経つと元の状態に戻りやすいです。セルフケアと並行して、体全体のつながりを整えることをおすすめしています。

Q. 何回くらい通えば変化を感じられますか?

A. 巻き肩が定着している期間や生活習慣によって異なるため、初回にお身体の状態を数字でご説明した上で、一人ひとりに合わせてご提案しています。

Q. 猫背と巻き肩、両方ある気がします。どうすればいいですか?

A. 猫背と巻き肩は同時に起きていることが多いです。どちらか一方だけを見るのではなく、背中全体の丸まりと肩のねじれを合わせて確認し、全身のバランスの中でアプローチしていきます。

Q. 施術は痛いですか?

A. 強く押し込んだり、ボキボキ鳴らしたりする施術ではありません。全身のつながりからやさしく整えていく方法ですので、施術中の痛みが心配な方もご相談ください。

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