噛み合わせは頭痛の原因のひとつですが、それだけで説明がつかないケースも珍しくありません。呼吸の浅さや姿勢のクセなど、全身のバランスも合わせて見ることで、見えてくる原因があります。
新潟県新発田市の整体サロン REAL VOICEで施術をしている、佐々木です。この記事では、歯科で「噛み合わせが原因」と言われた頭痛について、噛み合わせの調整をしても頭痛が続いてしまう場合に、私が現場でどう考えているかをそのまま書いていきます。
歯医者で「噛み合わせが原因」と言われた頭痛は、何が起きているのですか?

噛み合わせがずれることで、あごまわりの筋肉(咬筋・側頭筋)に余計な力がかかり続け、その緊張が頭痛につながっている状態です。
歯の位置がずれていると、あごの筋肉が本来と違うバランスで働き続けることになります。特に側頭筋の緊張が続くと、こめかみや頭全体が締め付けられるような痛みとして現れやすく、首や肩のこりを同時に感じる方も少なくありません。口を開け閉めするときにあごが鳴る、または痛むといったサインが一緒に出ていることもあります。
歯科医院では、こうした状態に対して咬合調整やマウスピース療法、矯正治療といった方法で噛み合わせそのものを整えるアプローチが取られます。噛み合わせが頭痛の一因になっているケースは実際にあるため、まず歯科で相談すること自体は理にかなった選択です。
マウスピースや矯正をしても頭痛が改善しないのは、なぜですか?
噛み合わせを整えても頭痛が変わらない場合、頭痛の背景に噛み合わせ以外の要因も重なっている可能性があります。
マウスピースや矯正は、歯の位置とあごの筋肉バランスに直接働きかける方法です。噛み合わせだけが原因であれば、この調整によって頭痛も軽くなっていくでしょう。ただ実際には、噛み合わせを整えたのに頭痛が残る、あるいは装着をやめると症状が戻ってしまうというお話を伺うことがあります。
こうしたケースでは、姿勢のクセによる首・肩への負担や、呼吸の浅さからくる体全体の緊張、自律神経の乱れなど、あご以外の部分が頭痛に関わっていることが少なくありません。噛み合わせの治療自体が間違っているわけではなく、頭痛の原因が一つに絞りきれないタイプだった、という考え方です。
噛み合わせだけでなく、全身のバランスから見るとどう違うのですか?
あごだけでなく、呼吸・姿勢・自律神経まで含めて、頭痛につながっている負担を探していく、という違いがあります。
実際にご来院いただいた方の例です。顎や食いしばりへのケアをこれまで受けてきたという方が、首や肩、こめかみのつらさを抱えて来院されました。カウンセリングでは、顎関節や食いしばりだけでなく、「呼吸の浅さや背中の硬さ、嚥下機能の低下」まで、ご本人も気づいていなかった部分を「イラストを使いながら説明」していきます。「その日の体の状態に合わせて」施術の内容を決め、自宅でのセルフケアもあわせてお伝えします。「軽快なトーク」でリラックスして施術を受けていただけた、という声もいただいています(※体験談は個人の感想であり、効果には個人差があります)。
噛み合わせという一点だけを見ていると、こうした要因は見落とされやすい部分です。呼吸が浅いと首や肩の筋肉が常に緊張しやすく、背中が硬いと頭の重さを支える姿勢そのものが崩れやすくなります。噛み合わせのケアと合わせて、こうした全身のつながりまで確認することが、頭痛の原因を絞り込む手がかりになるでしょう。
整体では、噛み合わせが原因と言われた頭痛に対して何をするのですか?
当サロンで噛み合わせそのものを削ったり、歯の位置を変えたりすることはできません。それは歯科の領域です。
ここで行っているのは、噛み合わせを含めた全身のつながりから、頭痛につながっている負担を探すこと。頭の位置や肩の高さの左右差、あごの動きを数字で確認しながら、どこにどれだけ負担が積み重なっているのかを一緒に見ていきます。施術は強い力で押し込むタイプのものではなく、顎関節を入口にしながら、首・肩・全身のつながりを丁寧にゆるめていく方法です。
歯科でのケアを否定するものではなく、体の使い方のクセそのものを見直す選択肢として、歯科でのケアと並行して利用いただくケースが多くあります(※施術効果には個人差があります)。
自分でできる噛み合わせのセルフチェックはありますか?

以下のような項目に複数当てはまる場合、噛み合わせやあごまわりの緊張が頭痛に関わっている可能性があります。
- 朝起きたときに、あごやこめかみがだるく感じる
- 気づくと、いつも片側だけで噛んでいる
- 日中、無意識に歯を食いしばっていることがある
- 頬杖をつく癖がある
- 口を開け閉めするとき、あごが鳴る、または痛む
- こめかみや頭全体が締め付けられるような頭痛と、首や肩のこりが同時に出る
セルフチェックはあくまで目安であり、これだけで診断できるものではありません。当てはまる項目が多い場合は、まず歯科医院で噛み合わせの状態を確認していただくことをおすすめします。
整体サロン REAL VOICEの場所と営業時間
- 頭痛・肩こり専門整体サロン REAL VOICE(リアルボイス)
- 住所: 新潟県新発田市諏訪町1丁目2-7(JR新発田駅から徒歩1分/諏訪神社・イクネスしばた すぐ/八角形の建物が目印)
- 電話: 070-8377-7068
- 駐車場: 隣に2台
- 営業時間: 平日10:00〜21:00/土日祝10:00〜19:00(不定休・完全予約制)
よくある質問
Q. 歯科矯正やマウスピースを使っても頭痛がよくならない場合、どうすればいいですか?
A. まず矯正やマウスピースを行っている歯科医院に、経過をご相談ください。そのうえで、噛み合わせ以外に姿勢や呼吸のクセなど別の要因が重なっていないか、全身の状態を確認する視点を取り入れてみるのも一つの方法です。
Q. 整体に通えば、噛み合わせの治療をやめても大丈夫になりますか?
A. いいえ。噛み合わせの調整や治療を続けるかどうかの判断は、歯科医師にご相談ください。整体では、噛み合わせを含めた体全体のつながりから、頭痛につながる負担を整えるお手伝いをしています。
Q. セルフチェックに当てはまったら、すぐに整体に行くべきですか?
A. 気になる症状が続く場合は、まず歯科医院で噛み合わせの状態を確認していただくのが安心です。そのうえで頭痛が続くようであれば、全身のバランスから見る視点として整体もご検討ください。
Q. どのくらい通えば変化を感じられますか?
A. 頭痛の背景にある姿勢や呼吸のクセが定着している期間によって異なるため、初回にお身体の状態を数字でご説明した上で、一人ひとりに合わせてご提案しています。












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