頭痛や肩こりは、痛みが起きたばかりの急な炎症なら冷やし、慢性的なこわばりや血行不良によるものなら温めるのが基本です。ただし片頭痛だけは例外で、温めるとかえって痛みが強くなることがあります。
新潟県新発田市の整体サロン REAL VOICEで施術をしている、佐々木です。この記事では、頭痛と肩こりを温めるべきか冷やすべきか、その判断基準を現場でお伝えしている内容のまま整理していきます。
頭痛や肩こりの「温める」「冷やす」は、何で見分ければいいですか?
一番の目安は、痛みが「今始まったばかりの急なもの」か「以前から続いている慢性的なもの」かです。
急に痛みが強くなった、患部が熱を持っている、腫れているといった場合は、炎症が起きているサインなので冷やすのが基本になります。一方、何日も何週間も続いているこり感やにぶい痛みは、血行不良が背景にあることが多く、温めて血流を促すほうが楽になりやすいです。ここまでは頭痛にも肩こりにも共通する考え方ですが、頭痛だけは頭痛のタイプによって例外があるので、次の章から順番に見ていきますね。
緊張型頭痛は温めたほうが楽になりますか?

はい、緊張型頭痛は温めることで楽になりやすいタイプです。
緊張型頭痛は、首や肩まわりの筋肉のこわばりや血行不良が背景にあることが多く、頭全体を締めつけられるような重だるい痛みが特徴です。蒸しタオルを首の後ろに当てたり、湯船にしっかり浸かったりして温めると、筋肉の緊張がゆるみ、痛みが和らぐことがあります。ズキズキと脈打つように痛む片頭痛とは温冷の対応がまったく逆になるため、自分の頭痛がどちらのタイプに近いか気になる方は、見分け方を詳しくまとめた別記事もあわせてご覧ください。
片頭痛は温めると悪化することがあるというのは本当ですか?
本当です。ここは特に注意していただきたいポイントです。
片頭痛は、脳の血管が拡張して周囲の神経を刺激することで起こると考えられています。お風呂で体を温めたり、運動をしたり、患部をマッサージしたりすると血管がさらに拡張し、痛みが強くなることがあるので注意してください。片頭痛の発作が起きたときは、こめかみなど痛む部分を保冷剤や濡れタオルで冷やし、光や音の少ない静かな場所で安静にするほうが向いていることが多いです。私自身、19歳から13年間、重度の片頭痛と付き合ってきましたが、発作中に無理にお風呂に入って余計につらくなった経験があります(※症状の感じ方には個人差があります)。緊張型頭痛と片頭痛が混ざって出る方も少なくないので、判断に迷う場合は自己判断で温め続けず、まず安静にして様子を見ていただくことをおすすめします。
慢性的な肩こりは温めたほうがいいですか?
こりが慢性的に続いている場合は、温めるほうが向いています。
体が冷えると血管が収縮して血流が悪くなり、筋肉に酸素や栄養が届きにくくなってこわばりやすくなります。蒸しタオルやカイロで首の付け根を温める、湯船にしっかり浸かるといった方法で血流を促すと、こわばりがゆるみやすくなりますね。冷えと肩こりがセットで起こりやすい仕組みについては、別記事でさらに詳しく解説しています。
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急に首や肩を痛めた場合(寝違えなど)も、同じように温めていいですか?
いいえ、急に痛めた直後は温めず、冷やすのが基本です。
寝違えのように急な炎症を伴う痛みは、慢性的なこりとは別物として扱う必要があります。この時期に温めたり強くマッサージしたりすると、かえって炎症が長引くことがあるので避けてください。具体的な冷やし方や、動かしていい範囲、痛みが引くまでの目安については別記事にまとめているので、急に首や肩を痛めた方はそちらをご確認ください。

自宅で温める・冷やすとき、気をつけることはありますか?
はい、いくつか注意していただきたい点があります。
冷やす場合は、保冷剤や氷を直接肌に当てず、タオルで包んで15分ほどを目安にしてください。長時間当て続けると、今度は皮膚や神経を冷やしすぎてしまいます。温める場合は、蒸しタオルやカイロを10〜15分程度当てるのが目安です。カイロを直接肌に貼ったまま眠ってしまうと低温やけどにつながることがあるので、就寝時の使用は避けてください。また、迷ったときに温めと冷やしを交互に繰り返すのは、かえって体への刺激が強くなることがあるので、まずはどちらか一方を試して様子を見ることをおすすめします。
整体サロン REAL VOICEでは、温める・冷やすの判断も相談できますか?
はい、ご相談いただけます。
当店では、痛みの経過や姿勢、首・肩の動きを数字で確認したうえで、今の状態が急性のものか慢性的なものかを一緒に見ていきます。強く押し込むような施術は行わず、体が緊張しにくい圧でアプローチしながら、ご自宅でのセルフケアの仕方もあわせてお伝えしています(※施術効果には個人差があります)。判断に迷う場合は、自己判断で様子を見続けず、一度ご相談いただければと思います。
整体サロン REAL VOICEの場所と営業時間
- 頭痛・肩こり専門整体サロン REAL VOICE(リアルボイス)
- 住所: 新潟県新発田市諏訪町1丁目2-7(JR新発田駅から徒歩1分/諏訪神社・イクネスしばた すぐ/八角形の建物が目印)
- 電話: 070-8377-7068
- 駐車場: 隣に2台
- 営業時間: 平日10:00〜21:00/土日祝10:00〜19:00(不定休・完全予約制)
よくある質問
Q. 肩こりからくる頭痛は、温めるべきですか?
A. 首や肩のこりが背景にある頭痛(緊張型頭痛)であれば、温めることで楽になりやすいです。ただしズキズキと脈打つ痛みや吐き気を伴う場合は片頭痛の可能性があるため、その時は温めず冷やして安静にしてください。
Q. 温湿布と冷湿布、どちらを選べばいいですか?
A. パッケージの「温感」「冷感」という表示だけで判断せず、痛みが急に起きたばかりなら冷感、慢性的なこりなら温感を選ぶ、という基準で選んでいただくとわかりやすいです。
Q. 温めても冷やしても変わらない場合はどうすればいいですか?
A. 痛みのタイプを見誤っている可能性や、姿勢や生活習慣など別の原因が関わっている可能性があります。セルフケアで変化が出ない場合は、一度体全体のバランスを確認することをおすすめします。
Q. 冷房で体が冷えて肩こりや頭痛が出るのも、同じ考え方でいいですか?
A. はい。冷房による冷えが背景にある肩こりや緊張型頭痛は、慢性的な血行不良に近いタイプなので、温めるケアが合っていることが多いです。
Q. どのくらい様子を見て、それでも改善しなければ受診・来店を考えればいいですか?
A. セルフケアを数日続けても変化がない場合や、しびれ・高熱・これまでにない激しい痛みを伴う場合は、自己判断で様子を見続けず、医療機関または当店にご相談ください。













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