首すじから後頭部、首の付け根にかけてのズキズキした痛みは、多くの場合、筋肉の緊張が背景にあります。ただしまれに、くも膜下出血や脳卒中の前触れなど、急いで医療機関にかかるべきサインとして後頭部の痛みが出ることもあります。
新潟県新発田市の整体サロン REAL VOICEで施術をしている、佐々木です。この記事では、後頭部や首の付け根が痛むときに考えられる原因と、見逃してはいけない危険なサイン、整体でお手伝いできる範囲について、現場でお伝えしていることをそのまま書いていきます。
後頭部の頭痛は、何が原因で起こりやすいのですか?

もっとも多いのは、首すじから後頭部にかけての筋肉(僧帽筋・後頭下筋群)がこわばることで、血流が滞って締めつけるような痛みが出るケースです。このメカニズム自体は「肩こり頭痛のストレッチ」の記事でも詳しく触れているので、あわせてご覧ください。
後頭部という場所ならではの原因もあります。後頭下筋群のすぐそばには、頭皮の感覚を伝える後頭神経という細い神経が通っており、まわりの筋肉がこわばって神経を圧迫すると、ズキン、ピリッと電気が走るような独特の痛みが出ることがあります。これは「後頭神経痛」と呼ばれ、締めつけられるような重だるい痛みが中心の一般的な緊張型頭痛とは、痛み方の質が少し違うタイプでしょう。
デスクワークでうつむく姿勢が続いたり、スマートフォンを見る時間が長かったりすると、首の付け根に負担が集中しやすく、この後頭神経のあたりが刺激を受けやすくなる、という関係です。
首の付け根が痛むタイプと、頭全体が痛むタイプは違うのですか?
痛む場所によって、考えられる背景は変わってきます。頭全体が締めつけられるように痛む場合は緊張型頭痛、こめかみがズキズキする場合はまた別の背景が考えられます。緊張型頭痛と片頭痛の見分け方については別の記事で詳しくお伝えしているので、気になる方はそちらもご覧ください。
こめかみのあたりが気になる方は、こめかみの頭痛を扱った記事もあわせてご確認ください。
後頭部・首の付け根に痛みが集中している場合は、次の章でお伝えする後頭神経痛や、首を動かしたときに痛みが再現される「頸原性頭痛」の可能性も含めて考えていく必要があります。
見逃してはいけない危険なサインはありますか?
はい、ここは特に注意していただきたい部分です。後頭部・首の付け根の痛みの多くは筋肉の緊張によるものですが、まれに次のような病気のサインとして現れることがあります。
- これまで経験したことのない、片側の首から後頭部にかけての急な激しい痛み(椎骨動脈解離の可能性)
- バットで殴られたような、突然の強烈な痛み(くも膜下出血・脳出血の可能性)
- 手足のしびれ、力が入りにくい、ろれつが回らない、物が二重に見えるといった症状を伴う痛み(脳卒中の可能性)
- 発熱と首の硬さを伴う痛み(髄膜炎・脳炎の可能性)
- 日を追うごとに悪化していく、これまでになかった頭痛(脳腫瘍など、他の病気が隠れている可能性)
これらに一つでも当てはまる場合は、整体ではなく、すぐに医療機関を受診するか、症状が強い場合は救急要請してください。当店でお伝えできるのは、あくまで筋肉の緊張からくる慢性的な後頭部・首の付け根の張りについてです。
後頭部の頭痛が続くときは、何科を受診すればいいですか?
強い痛みや、しびれ・意識障害などを伴う場合は、脳神経外科または脳神経内科を受診してください。緊急性が高いと感じる痛みであれば、迷わず救急外来にかかっていただくことをおすすめします。
検査を受けて「異常なし」と言われた、あるいは普段からの姿勢や首肩のこわばりが背景にありそうだと分かった、という段階になってから、整体という選択肢を検討していただくのが現実的だと考えています。
整体では、後頭部の頭痛に対して何をするのですか?

当店で行っているのは、首の付け根・肩・全身のつながりから、後頭部に負担が集まっている原因を探し、その負担を減らしていくことです。
初回のカウンセリングでは、いつから、どんなときに、どんな痛み方をするかを詳しくお聞きします。そのうえで首や肩の可動域、姿勢のクセを数字で確認しながら、僧帽筋や後頭下筋群にどれくらい緊張が積み重なっているかを一緒に見ていきます。施術は強い力で押し込むタイプのものではなく、後頭部まわりは特に神経が集まっている場所なので、強く刺激せず、首・肩・全身のつながりから丁寧にゆるめていくやり方をとっていますよ。
実際に、噛みしめと頭痛が続いていたお客様が、施術を重ねる中で首のつっぱりがなくなり、頭痛が改善したというお声をいただいたこともあります(体験談は個人の感想であり、効果には個人差があります)。
自分でできるセルフケアはありますか?
首すじを温めること、肩をゆっくり回して血流を促すことは、ご自宅でもできる対処法です。
一方で、後頭部そのものを指で強く押したり、長時間圧迫したりするのはおすすめしません。後頭神経が集まっている場所のため、強い刺激がかえって痛みを強めてしまうことがあります。マッサージをする場合は、後頭部そのものより、首すじから肩にかけてを優しくさする程度にとどめてください。
どのくらいの期間で改善しますか?
首や肩のこわばりが積み重なっている期間によって差があるため、一概には言えません。個人差はありますが、数回通っていただく中で、首のつっぱり感が減った、朝の頭の重さが軽くなった、と実感される方が多い印象です。
※個人差があります。効果を保証するものではありません。
整体サロン REAL VOICEの場所と営業時間
- 頭痛・肩こり専門整体サロン REAL VOICE(リアルボイス)
- 住所: 新潟県新発田市諏訪町1丁目2-7(JR新発田駅から徒歩1分/諏訪神社・イクネスしばた すぐ/八角形の建物が目印)
- 電話: 070-8377-7068
- 駐車場: 隣に2台
- 営業時間: 平日10:00〜21:00/土日祝10:00〜19:00(不定休・完全予約制)
よくある質問
Q. 後頭部の頭痛が右側だけ・左側だけの場合も相談できますか?
A. はい。片側だけの後頭部痛も、筋肉の緊張の左右差が関係していることがあるのでご相談ください。ただし、これまでに経験したことがない片側の急な激しい痛みは、まず医療機関を受診してください。
Q. 後頭部を自分でマッサージしても大丈夫ですか?
A. 後頭部には神経が集まっているため、強く押したり長時間圧迫したりするのはおすすめしません。当店でも後頭部まわりは強い力を使わず、首・肩全体のつながりから緩めていく方法をとっています。
Q. 病院で検査を受けた後でも、整体は利用できますか?
A. もちろんです。医療機関での検査・診断を受けたうえで、筋肉の緊張という体の使い方の面から整体をお使いいただくことは可能です。通院や服薬の状況は初回にお聞かせください。
Q. どのくらいの頻度で通えばいいですか?
A. 個人差はありますが、まずは短い間隔で数回通っていただき、体の変化を見ながら間隔を調整していく方法をおすすめしています。
Q. 子どもの後頭部の頭痛も相談できますか?
A. 施術は成人の方を対象としています。お子様の頭痛については、まず小児科にご相談ください。













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